尼崎市で戸建新築物件の価格や見積りの相談なら「コスモ不動産」

マンションの査定方法は、パソコン上でデータのみを扱った「机上査定」か、実際に建物を訪問し、現地情報を含めた「訪問査定」の2種類があります。

ネットワークを利用した机上査定では、おおよその査定額がすぐ出ること、また事情があり訪問査定ができない場合にも査定額がわかる点がメリットで、気軽に申し込める点が特徴です。査定に利用するデータは、周辺物件の過去の成約価格をもとに、築年数、面積、間取りといった物件情報に照らし合わせ、似た物件を探して算出します。
あくまで概算価格ですが、人気エリアや戸数の多い物件であれば、その精度は比較的高くなるでしょう。

一方、訪問査定は不動産のプロが実際に現地へ出向き、物件詳細情報を踏まえて査定額を算出します。リフォームの必要性、修理の必要箇所、各部屋の利用状況など、査定額に大きく影響する場所がいくつもあるため、ネット上の査定よりも正確な金額が出るでしょう。
また訪問査定では、プロと話をすることができ、有益な情報がもらえる可能性が高いです。積極的に情報収集しましょう。

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「取引事例比較法」とは、不動産鑑定評価の一つです。取引事例をもとに、対象となる不動産の資産価格を求める方法です。

取引事例比較法ではたくさんの事例を集め、その中から参考になる事例をピックアップし、個別の取引での特殊事情、取引時期などを考慮し、事例別の個別的な要因を補正しつつ、地域格差を鑑みて価格を決めていきます。

販売価格ではなく実際に売れた成約価格をベースにしており、かつ対象物件の長所と短所を加味したうえで、適正価格を算出します。そのため、比較的精度が高く、マンション査定ではもっとも有効な査定方法と言われています。

ただし、取引事例比較法は取引事例が少ない場合に適正価格からブレが生じ、補正のさじ加減が難しくなるため、不動産会社によって査定額がまちまちになるケースが多くなります。この点が、取引事例比較法の弱い点と言えるでしょう。
ちなみに、不動産鑑定評価には取引事例比較法のほか、原価法と収益還元法があります。

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マンション査定の依頼時は、こちらで紹介したような査定が行われていることを踏まえ、「査定価格＝売却価格」ではないことを認識しながら進めていくと、売却のチャンスを逃さずに良い取引ができるでしょう。

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