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査定価格と売却価格は同じではない

不動産査定は、不動産に関する専門の知識を持った方が、様々な方法を用いて査定価格を算出します。そのため、査定価格は正確なものであると誤解してしまうことが少なくありません。

しかし、不動産は必ずしも査定価格で売れるとは限りません。たとえ、最初の査定では適切な価格を提示されていたとしても、売れない期間が長引くうちに売り出しの価格を下げることがあるので、査定価格よりも少なくなることもあります。

不動産を売却する際は、査定価格と売却価格を分けて考えるようにしてください。

売却目的以外では使えない

不動産が査定を無料にできる理由は、売却が成立した際の仲介手数料で補えるからです。そのため、仲介手数料の徴収が見込めないような方には、査定を実施しないことが少なくありません。

しかし、中には不動産の査定価格を知りたいだけの方もいらっしゃるかもしれません。

その際は、不動産鑑定士に料金を支払うことで、査定価格だけを算出してもらえます。

劣化や汚れは正直に申告する

物件は人が住んでいると、所々劣化したり汚れたりします。

そのような箇所は査定の評価がマイナスになってしまいますが、隠すことは控えてください。

実際に劣化や汚れが存在するのにもかかわらず、劣化や汚れがないと申告してしまうと、後から発覚した際にトラブルになります。

そのため、劣化や汚れは隠さず申告することが重要です。